iPhone15の充電器は今までの使える?充電器やケーブルの違いなど徹底解説

iPhone15の購入を検討している方にとって、今まで使っていた充電器やケーブルがそのまま使えるかどうかは重要なポイントです。

この記事では、iPhone15で今までの充電器が使えるのか、詳しく解説していきます。

目次

iPhone15の充電器互換性

iPhone15シリーズは、従来のLightningコネクタからUSB-Cポートに変更されました。このため、iPhone14以前の機種に付属していたUSB-A – Lightningケーブルはそのままでは使用できません。

しかし、USB-C電源アダプタ自体は引き続き利用可能です。iPhone15に同梱されるUSB-C – USB-Cケーブルを使えば、今までのUSB-C電源アダプタで充電ができます。

つまり、iPhone14以前の機種でUSB-C電源アダプタを使っていた場合は、ケーブルを付け替えるだけでiPhone15の充電に使えます。

一方、USB-Aタイプの電源アダプタしか持っていない場合は、新たにUSB-C電源アダプタを購入する必要があります。iPhone15の急速充電を行うには、USB PD対応の電源アダプタとケーブルの組み合わせが最適です。

Lightning と USB-C の違い

Lightningコネクタとは?

Lightningコネクタは、2012年にAppleが独自開発した8ピンのデータおよび電源コネクタです。iPhoneやiPad、iPod touchなどのApple製モバイル機器で採用され、充電やパソコンとの同期、周辺機器との接続に使用されてきました。

USB-Cとは?

従来のUSB Type-AやマイクロUSB(Type-B)と比べて、上下の区別なく挿せる利便性と、高速データ転送、大電力供給、映像出力などの高い拡張性を備えているケーブルです。

LightningコネクタとUSB-Cポートの主な違い

  • サイズ
    USB-Cポートは0.33インチ×0.49インチ、Lightningポートは0.26インチ×0.26インチとUSB-Cの方が少し大きい。

  • データ転送速度
    USB-CはUSB 3.0の速度に対応し最大640Mbpsだが、LightningはUSB 2.0のみで最大480Mbps。

  • 耐久性
    USB-Cは10,000回の抜き差しサイクルに耐えられるが、Lightningは銅ピンが露出しているため汚れに弱い。

  • 充電速度
    iPhone13のLightningケーブルは20Wの高速充電に対応。USB-Cは100W以上の出力が可能。

  • 汎用性
    USB-CはAndroidスマホやPCなど幅広い機器で採用されているが、LightningはApple製品専用。

USB-Cの方がデータ転送と充電の両面で性能が高く、耐久性にも優れています。Lightningは薄型でリバーシブルという利点はあるが、今後はUSB-Cに置き換わっていくと見られています。

急速充電に必要な充電器

iPhone15シリーズを急速充電するには、USB Power Delivery (USB PD) 対応の20W以上の出力を持つ充電器とUSB-Cケーブルが必要です。

USB PDは最大100Wの電力供給を可能にする規格で、従来のUSB充電と比べて大幅に充電時間を短縮できます。

Appleは公式サイトで20W、30W、35W、67W、96W、140Wの各種USB-C電源アダプタを販売しており、iPhoneの急速充電にはこれらの製品がおすすめです。サードパーティ製のUSB PD対応充電器も多数発売されており、Anker、Belkin、Spigen、Aukey、RAVPowerなどのメーカーから、コンパクトで高出力なUSB-C充電器が提供されています。

急速充電対応を謳った製品を選ぶ際は、USB PDの出力規格を確認し、できるだけ高出力のものを選ぶのがポイントです。また、ケーブルはUSB-IF認証を取得した高品質なUSB-C – USB-Cケーブルを使用することで、安全で効率的な充電が可能になります。

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オススメのUSB-C対応 急速充電器

Anker 511 Charger (Nano 3, 30W) (充電器 USB-C)

商品の特徴

Anker511 Charger(Nano3,30W)は、iPhone14を従来の5W出力の充電器と比べて最大3倍速く充電できるUSB-C急速充電器です。サイズは3.5cm四方で、一般的な30W出力の充電器より約70%小型化されています。折りたたみ式プラグ搭載で持ち運びにも便利です。ActiveShield2.0搭載で温度を制御し、機器を保護します。iPhoneシリーズだけでなく、タブレット端末やノートPCにも対応しています。ただし、MacBookAir以外のノートPCへの充電には適していません。

商品価格2,790円
仕様コネクタタイプ: USB-C
対応デバイス: 携帯電話, タブレット端末, ノートPC, Apple Watchなど
対応電話モデル: Samsung Galaxy, iPhone, Android
色: ブラック、ホワイト、パープル、ブルー ※本製品以外のカラーは別売り
入力電圧: 100-240V~ 1.0A 50-60Hz
出力: 5.0V=3.0A / 9.0V=3.0A / 15.0V=2.0A / 20.0V=1.5A (MAX 30W)
PPS出力: 3.3-11.0V=3.0A / 3.3-16.0V=2.0A (MAX 30W)
ワット数: 30 W
USBポートの総数: 1
仕様準拠: PSE, IEC
その他: 折りたたみ式プラグ搭載, ActiveShield 2.0搭載
製品サイズ: 2.85 x 2.85 x 3.55 cm
商品重量: 40 g

PD USB充電器 65W GaN Type C

商品の特徴

この商品は、GSWQUJOブランドの65WUSB充電器です。2つのType-Cポートと1つのUSB-Aポートを搭載し、スマートフォン、タブレット、ノートパソコンなど様々なデバイスに対応しています。折りたたみ式プラグでコンパクトなため、持ち運びにも便利です。GaNIII(窒化ガリウム)材料と「3Dチップスタッキング技術」により、小型ながら効率的な電力変換を実現し、過電流、過電圧、過熱などからデバイスを保護します。PD3.0とQC4.0に対応し、通常のUSB充電器より約6倍速い急速充電が可能です。

商品価格2,999円
仕様ブランド: GSWQUJO
製品型番: FEB-401
色: ホワイト
入力電圧: 240 ボルト
ワット数: 65 W
USBポートの総数: 3 (USB-Cポート×2、USB-Aポート×1)
仕様準拠: PSE
電流定格: 3 アンペア
主電源コネクタタイプ: 2ピン
その他: 折りたたみ式プラグ、GaN(窒化ガリウム)採用、PD3.0とQC4.0に対応

Viviber 急速充電器 iPhone ACアダプター Type-C

商品の特徴

Viviber急速充電器は、2つのUSB-Cポートを搭載し、2台のデバイスを同時に充電できるACアダプターです。各ポートは最大25W出力で、iPhoneやGalaxyなどのスマートフォンや、iPadなどのタブレット端末を急速充電できます。2台同時に充電する場合は合計25Wの電力を各デバイスに分配します。コンパクトなデザインで、旅行や出張にも便利です。PSE認証を取得しており、安全に充電できます。ケーブルは付属していません。

商品価格999円
仕様出力:
単ポート使用時:各ポート最大25W
2ポート同時使用時:合計25W
対応充電規格: PD3.0, PPS, QC4.0+
入力: 100-240V 50/60HZ 1.0A
PDポート出力:
5V⎓3A
9V⎓2.77A
12V⎓2.1A (25W Power Delivery 3.0)
PPS:
3.3-5.9V=3A
3.3-11V=2.27A (25W Programmable Power Supply)
合計出力: 5V=4.8A (2ポート同時使用)
寸法: 32x39x48mm(プラグ部を除く)
重量: 50g

Anker Nano Charger (20W) USB-C 急速充電器

商品の特徴

Anker Nano Charger(20W)は、iPhoneを最大3倍速く充電できる、コンパクトなUSB-C急速充電器です。一般的な20W出力の充電器に比べて約45%小型化を実現し、持ち運びに便利です。USBPD対応のスマートフォン、タブレット端末、ワイヤレスイヤホンなどを最大20W出力で充電できます。6種類のカラーバリエーションから選べます。iPhone8以降の一部機種では、バッテリー残量が80%以下の時に接続すると充電開始音が2回鳴ることがありますが、これは本製品の不具合ではありません。ケーブルは別売りです。

商品価格1,690円
仕様製品サイズ:3 x 3 x 3 cm; 31.75 g
商品重量:32 g
商品モデル番号:A2637
ASIN:B099ZNTRL5
Amazon.co.jp での取り扱い開始日:2021/7/21
おすすめ度:5つ星のうち4.6 3,523個の評価
パッケージ内容
Anker Nano Charger (20W)

iPhone15 充電器の選び方

iPhone15シリーズの充電器を選ぶ際は、以下の点に注意しましょう。

  • USB-Cポートを搭載
    iPhone15はLightningコネクタからUSB-Cポートに変更されるため、USB-Cケーブルに対応した充電器が必要です。

  • 20W以上の出力
    iPhoneを高速充電するには、USB Power Delivery (USB PD) 対応の20W以上の出力を持つ充電器がおすすめです。

  • 安全性の確認
    サードパーティ製品を選ぶ場合は、Apple MFi認証を取得しているかどうかを確認しましょう。認証品は過充電防止などの安全機能が備わっています。

  • ケースとの干渉
    手持ちのiPhoneケースによっては、USB-Cケーブルが奥まで刺さらない場合があります。ケースに合わせてケーブル形状を選ぶか、ワイヤレス充電の利用を検討しましょう。

充電器はiPhoneを安全かつ効率的に充電するための重要なアクセサリです。急速充電に対応し、安全性の高い製品を選ぶことで、バッテリーを長持ちさせ、充電時間を短縮できます。用途や予算に合わせて最適な充電器を選びましょう。

iPhone15充電器FAQ

ここではiPhone15シリーズの充電器に関するよくある質問をQ&A形式でまとめました。

Q. iPhone15でも従来のLightningケーブルは使えますか?

A. いいえ、iPhone15シリーズではLightningポートからUSB-Cポートに変更されたため、従来のLightningケーブルは使用できません。USB-C – USB-Cケーブルが必要です。

Q. サードパーティ製の充電器を使っても安全ですか?

A. Apple MFi認証を取得した充電器であれば、過充電防止などの安全機能が備わっているため安心して使用できます。認証品かどうかを確認しましょう。

Q. iPhoneのケースを装着したまま充電できますか?

A. ケースによってはUSB-Cケーブルが奥まで刺さらない場合があります。ケースに合わせてケーブル形状を選ぶか、ワイヤレス充電の利用を検討しましょう。

管理人/ライター Subro
電気メーカーを経て、趣味のデザインやWeb制作を経験し2020年にライターとして活動開始。ガジェットや生活用品、自動車関連を中心に執筆活動中。トレンドブログSubscWatchも運営してます。
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